強がってみても



俺の目から出てくる水は

君の目を引くものにはなれないんだろう

俺は君を引き止める方法が

何も浮かばないから

ただみっともなく泣かないように

君の背中を見送ることしかできない

君の約束

君が向かう未来

君をまつ町

君が見つめる全てのものに

俺はなりたい

本当は俺だけをみてほしい、と

言えたらどんなに楽だろう
　
　
　
　
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なっさっけないと思いながらも、
そういう一面が
男には在ったりするんです（溜息