幼馴染除霊大作戦! 3


俺の眠れない日が五日続いた夜
もう俺は限界だった
コレのせいで↓


「あのなぁ、
 ソロソロ危機感もって体に戻ること考えろ」

―そんなに俺邪魔?

「邪魔。つーかウザイ」

―どうせそういうコト言われると思ったよッ!
 学習しちゃったよ、悲しい・・・

「寝れない、勉強できない、重い。俺はもう限界」

―だって、戻りたくないもん

「なら大人しく成仏しろ」

―ソレも嫌!

「あのなぁ、現実的な話、お前の体がまだ生きてるなら、
その分病院じゃお前の生命維持に金かかるだろうが」

―むむ・・・

「おじさん、おばさんの負担も考えろ」

―べつに何も考えてないわけじゃねーよ

「ずっとココにいるだろうが」

―だって・・・

「あぁ?何だ」

―体に戻っても生きてる意味あんのかなぁって

「はぁ?」

―俺って引きこもりじゃん?登校拒否じゃん?

「だからなんだ」

―生きてても楽しくないって言うか

「・・・だったら大人しく昇天しろ」

―だって俺が成仏したらお前寂しいだろ?

「・・・」

―そこは嘘でも「うん」って言えよー!

「はいはい。で?」

―なんていうか、どうしていいか分からない

「はぁぁぁぁー・・・」

―な、なんだこのシリアスな時に
 そのやる気のない溜息は!

「生きてる意味なんて俺だってわかんねーよ」

―む・・・

「でも生きることを楽しくすることくれーはできる」

―・・・

「お前も俺と同じ人間っていうんなら
 お前にだって出来るわけだ」

―うん・・・

「生きることは楽しい!
 なんか楽しくなってきただろ?」

―うーん・・・(正直意味わかんね)

「ようは、思い込みだ。
 楽しいって思えば楽しくなるんだよ」

―うん・・・

「だいたい、俺が死ねつっても死なねーくせに」

―だって、お前が寂しいだろうなと思ったから

「俺が寂しいんじゃなくて、お前が寂しいんだろ」

―・・・

「ソレってまだ死にたくないってコトだろ」

―うん・・・

「まぁ、なんつーかアレだよアレ」

―アレ?

「総合的に、結局は生きたいってコトに繋がるわけだ」

―それが答え?

「なんじゃねーの」

―・・・

「だから大人しく体戻れ」

―どうしよう・・・

「何が」

―お前に惚れそう・・・

「死ね、キモイ」

―ねぇ、俺今ならお前に抱かれてもいい!

「ぶっ殺すぞ!」

―俺が抱いてもいい!!

「ほうほう、いい度胸だ!
 三度目の正直って分かるか?」

―ま、まさか!
 お決まりのパターンとなってしまったアレ?

「察しがいいじゃねーか」

―だ、だめ!無理やりはダメ!

「成仏するのに手をかしてやるって言ってんだ」

―同じオチだと誰も満足しないぞー!

「知るかー!大人しく成仏しろっつーんだよ!!!(塩をまく)」

―きゃー!
 



もう、ココまで読んだんだから、
最後まで読んじゃってもいい!という方は
パート4で会いましょう!
 
 
 


つづく
 
 
 
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わりと普段してる会話なんで
とっても書きやすいんですよね(笑

あっ、今「こいつって馬鹿なの?」って思ったヒト!
俺だってオチャメなコトくらい言うんです!
シモネタだって言うときは言うんです!

普段から甘い言葉ばっかり
呟いてるわけじゃないんです(うんうん

って事で、このNovelを読んだヒトの
俺へのイメージが少しでも変わればいいと思います(笑
なんていうか、親しみやすい?みたいな(笑